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沖縄文化の研究家・鎌倉芳太郎に関する作品を発表している作家が、自身が集めた史料を、県立図書館に寄贈しました。

寄贈されたのは、戦前の沖縄を知る貴重な手がかりとなる、調査書類などの史料で、これらは、鎌倉芳太郎に関する著書を発表している、ノンフィクション作家・与那原恵さんが収集したものです。

展覧会の資料からは、当時、会場で展示された数々の美術品の情報が読み取れるほか、鎌倉芳太郎らが、初めて県内を調査したときの費用明細書には、予算の半分を写真機材の購入などに充てたことが記されていて、写真による記録の重要性を認識していたことが伺えます。

県立図書館では、史料の一部を2025年2月19日から展示するほか、今後、県民が自由に閲覧できるようにしたいということです。