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世界自然遺産登録地域の環境保全などについて考えるシンポジウムが那覇市で開かれました。
このシンポジウムは、世界自然遺産の価値を将来にわたって維持・持続できるよう自然環境の適正な保全管理、そして自然に関する普及啓発などのさまざまな課題について考えてもらおうと県内での環境保全や地域振興を目的とした「世界自然遺産推進共同企業体」が初めて企画したものです。
基調講演では、森と海から見る世界自然遺産をテーマに琉球大学の小林峻助教授が琉球列島のほ乳類の生態や島の動物の食べ物などを紹介したあと、沖縄美ら島財団総合研究所の野中正法さんは、海から見た沖縄の海と本土の海の違いやサンゴの生態などを説明しました。
続いて獣医師や、保全活動に取り組むネイチャーガイドなどによるパネルディスカッションも行われ、県内の世界自然遺産の魅力と課題についての議論が交わされました。