※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄の伝統工芸の技術伝承支援事業で、県内の若手作家が学んだ技術を用いた商品の販売会が那覇市で開かれています。
琉球銀行が主催する「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」は若手従事者の確保と技術の伝承などを目的に実施されていて、第2期となる2022年度からの3年間では県内の若手作家4人が伝統技法の「螺鈿」を学びました。
夜光貝などの貝殻をカットし漆器の表面に貼り付ける技法の螺鈿は貝の鮮やかな色合いが特徴です。第2期の集大成となる今年度は4人の作家が螺鈿の技術を用いて、普段使いができるアクセサリーやティッシュケースなどを制作しました。
ティッシュケースを制作した上江洲安龍さんは「自分ひとりでは学べないことが多かったので、部員の皆さんの意見を聞いたり先生から習ったことが大きかったので、この事業で力になったことはいっぱいあると思う」と話していました。
新商品販売会は16日まで那覇市のギャラリーRENEMIAで開催されています。