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2025年に入っても県内で相次ぐ特殊詐欺事件、2024年の県内の被害額が2億1400万円にのぼることが県警のまとめで分かりました。

県警によりますと、2024年に県内で発生したオレオレ詐欺や架空請求などの特殊詐欺の認知件数は171件と、2023年を123件上回り、その被害額は、2億1400万円にものぼります。

また、SNSなどで対面することなく交流を重ねることで相手を信用させ金銭をだまし取る、SNS型の投資詐欺などの認知件数は132件で、その被害額は、2023年より10億9600万円増加の約14億円にのぼるということです。

県内では2025年に入っても同様の被害が相次いでいて、2月12日仕事で座間味村を訪れていた20代女性が警察官を装う、うその電話で現金300万円あまりをだまし取られたほか、本島南部に住む50代の女性がSNSで知り合ったアメリカ人の男に投資話を勧められ、現金約130万円の被害にあっています。

2025年に入り、県内で発生した特殊詐欺の被害額は6430万円と2024年を上回るペースで増えているということです。

警察は「電話やSNSの相手から金銭や投資の話がでたら必ず詐欺を疑い家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。