※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県内で百日咳にかかった患者が過去最多を大きく上回るペースで増加していることから、県は注意を呼びかけています。
県によりますと、2025年第5週にあたる1月27日から2月2日時点で百日咳に罹患した人が累計で62人となっています。統計を取った2018年以降で過去最多を記録した2024年の85人を大きく上回るペースで増えているとして、県は注意を呼びかけています。
年代別で見ると10歳から14歳で31人と最も多く、次いで5歳から9歳で13人、15歳から19歳は7人となってます。百日咳は感染力が強く乳幼児が感染すると重症化あるいは死にいたるケースもあることから、生後2か月になった乳児は速やかにワクチンの接種を開始するよう呼びかけています。
また、未接種の成人の場合は一般的に軽症となる傾向ですが、未接種の新生児・乳児への感染源となりうるため咳が長引く場合は早めに医療機関を受診すると同時に咳エチケットなどの感染対策を呼びかけています。