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県内で初めてとなる里親家庭を包括的に支援する施設の事務所が完成し、9日に完成式典が行われました。

那覇市に設置された里親療育支援センターよしみずの完成式典には、県や福祉関係者などが出席し、新たな里親支援の拠点の誕生を祝いました。

センターを運営する社会福祉法人袋中園は、2019年度から里親支援業務を行っていて新事務所の開設により支援体制の強化を図ります。

この施設では、里親制度の普及啓発や研修の実施、子どもと里親をつなぐマッチング支援をはじめ、委託後の家庭訪問や相談対応などを行い里親家庭の安定した養育をサポートします。

また、施設内には面談室や会議室のほかキッズコーナーも設けられていて、子どもが安心して過ごせる環境が整えられています。

関係者は「地域に根ざした支援を通じて、子どもたちが生まれ育った場所で安心して生活できるように取り組んでいきたい」と話しています。