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知事は「限られた財源を重点的に配分する編成にした」と述べました。

県は、2月12日に開会する議会に過去最大となる8894億円の2025年度の一般会計予算案を提出することを発表しました。

玉城知事は、2月4日の会見で、2025年度の一般会計当初予算として過去最大となる8894億円を計上した案を2月12日に開会する県議会の2月定例会に提出すると発表しました。

玉城知事は「一つひとつの施策・事業の効率性や実効性の向上、スクラップ・アンド・ビルドの更なる徹底を図ることで限られた財源を重点的に配分するとの基本的な考え方により令和7年度予算を編成しました」と述べました。

内訳として、老朽化などにより建設計画が進められている北部基幹病院の整備事業で59億1500万円。モノレールの3両化整備、戦後80周年平和記念事業などが盛り込まれます。

また、設置の際に手続きが問題視されているワシントン事務所の予算について、アメリカ国内での情報収集などを目的として3900万円が計上されますが、2024年度の予算より少なくなっています。

そして、公立・私立に通う中学生の学校給食費の半額相当を補填する事業で12億2100万を計上する予定です。

玉城知事は、「誰もが輝き、尊重され幸福が真に実感できる沖縄を目指し、全庁あげ取り組む」と述べました。