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南大東村の郵便局の集配所に勤務していた配達員が、郵便物580点あまりを配達せずに自宅などに隠していたとして2025年1月29日、懲戒解雇されました。

懲戒解雇されたのは、那覇中央郵便局・南大東郵便集配所で「期間雇用社員」として勤務していた配達員です。日本郵便沖縄支社によりますと、この配達員は2024年7月から11月まで間、郵便物あわせて584点を配達せずに自宅や自家用車に隠していたということです。

2024年12月5日、この配達員が出勤しなかったため同僚が自宅を訪ねたところ、配達されていない郵便物を見つけ、その後の調査で不正が発覚しました。

この配達員は配達できなかった郵便物を集配所に持ち帰った際、先輩から繰り返し注意されたことで「配達するのが嫌になり、家や自家用車に置いていた」と話しているということです。

日本郵便沖縄支社の金城努支社長は、「お客様に多大なご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます」とコメントし、未配達の郵便物については、今後、配達や返却などの対応を取るということです。

現在、警察が郵便法違反の疑いで捜査しています。