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ミニチュア造型の世界で注目されているMozuさんの作品を一堂に集めた展覧会が2025年1月30日から浦添市で始まりました。
この展覧会は、身の回りを“小さな世界”で表現し高い人気を集める若手アーティストMozuさんが、手がけた作品を集めたもので沖縄では初開催となります。
会場には、机の上が散らかっていて生徒の会話が聞こえてきそうな教室や風呂の中に小さな風呂があるという世界など、こびとたちの生活を想像しながら楽しめる作品36点が展示されています。
このうち「こびとの牛丼屋」は、身近にある牛丼屋をモチーフに店内の内装はもちろん、テーブルに置かれたどんぶりなど細部に渡り緻密で遊び心あふれる世界が再現されていて、さっきまで客が座り牛丼を頬張っていた姿が見えてくるようです。
来場した男の子は「小さいのを細かく組み立てるのがすごいと思いました」と話しました。別の男の子は「このなかのテレビと電子レンジと携帯とかが光ってるのがすごかったです」と話しました。
来場した女性は「一つ一つが細かくて、奥を見れば見るほどもっと細かくリアルな世界がぎゅっと小さくなって、すごい感動です」と話しました。
Mozuさんは「ぼくの作品はあえてどんな人が住んでいるか決定づけていないんですね。なので作品を観てこの部屋にはどんな人が住んでいるんだろう、自分だったらこんな風に住みたいなとそういうことを想像していただけると、すごくうれしいです」と話しました。
Mozuミニチュア展は、2025年3月9日まで、浦添市美術館で開かれています。