※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

29日の旧正月、竹富町の黒島では地域を挙げて旧正月を祝いました。

八重山各地でも旧暦の正月を祝う地域が減るなか、黒島では、今でも地域を挙げて盛大に祝います。島の人たちは太鼓とドラに合わせて正月ユンタを歌って踊り、勇壮な棒術・ツナヌミンが披露されると、会場からは大きな歓声があがっていました。

また、南北に分かれて旧正月の定番、綱引きも行われ参加者が精一杯綱を引きます。北が勝つと豊漁、南が勝つと豊作になるといわれ、どちらも真剣です。力いっぱい引いた結果、2025年は北が勝利しました。

島の人たちは「いい金運に恵まれますように、そういう年にしたいですね。それを願って踊っています」や「いま黒島の牛の値段も少しづつ下がってきっている、再生でもっと上がるような1年になってほしい」などと話していました。

豊穣をもたらすミルクも登場して縁起の良い1年の始まりとなりました。