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県は、「もはや常態化している県民の思いを蔑ろにしている」と遺憾を表明しました。アメリカ軍は、2025年1月28日嘉手納基地で、パラシュート降下訓練を合わせて7回実施しました。

アメリカ軍は、2025年1月28日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施し兵士を乗せた航空機から基地内に向けて降下する様子が確認されました。

訓練の実施は、2024年12月に続いて2カ月連続で1回目の離陸で4回、2回目の離陸で3回の合わせて7回行われました。

アメリカ軍による訓練の強行実施について玉城知事はコメントで「滑走路の不具合を理由に訓練が繰り返されおり常態化している。伊江島で訓練区域外に物資を投下する事故が起きたばかりで県民の思いを蔑ろにするもの」と遺憾を示し、基地での訓練中止を求めました。

また、伊江島補助飛行場の滑走路整備が予定される2025年11月までは、国外・県外で訓練を行うよう求めました。

嘉手納基地周辺の自治体で構成する三連協は、「住民の安全と平穏な生活を守るという立場から容認することはできない。訓練については、三連協で連携しながら協議し対応する」とコメントしました。