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もしものために、施設に備蓄されているものを活用しました。県立高校の生徒会が、防災食を通して生徒一人ひとりに、防災について考えてもらう取り組みを行いました。
那覇高校の生徒たちが食べているのは、防災食「ヒートレスカレー」で、レンジやお湯などで温めなくても常温で食べることができるレトルトカレーです。
この高校では、2017年に那覇市と協定を結び広域避難場所として指定され体育館に防災食や毛布などの災害用備蓄品を保管しています。
そのうち防災食は、明記されている賞味期限の1カ月前から学校内で利活用が認められていて今回、生徒会が防災ついて在校生に意識を高めて欲しいと企画を実施しました。2025年1月28日、生徒に非常食を配布して企画内容を説明。そして、1月29日の昼食時間に参加した生徒たちが持参したごはんと一緒に食べました。
参加した女子生徒は「ちゃんとじゃがいもとかの味がしておいしいです」と話しました。別の女子生徒は「もし自分が被災していてもこれ(カレー)を食べたら家庭の温かさとかが思い出せそうです」と話しました。
企画した那覇高校・生徒会の安里紅星生徒会長は、「近年、地震が増えているので、きょうの取り組みが考えるキッカケになれば」と話しました。