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県の要請を無視する形で2カ月連続で強行しました。アメリカ軍は、1月28日午後、嘉手納基地の上空でパラシュート降下訓練を実施しました。

船越義人記者は「現在時刻は3時48分です、アメリカ軍の輸送機からパラシュートを付けた兵士が嘉手納基地へと降下を始めました」と伝えました。

アメリカ軍は、1月28日午後3時半ごろに訓練に参加する兵士を乗せた航空機を離陸させ、基地の上空で訓練を実施しました。

訓練は、2カ月連続となり午後4時前から30分間で合わせて4回確認され、パラシュートを広げながらゆっくりと基地内の滑走路付近に降り立つ様子が見られました。

日本とアメリカのSACO最終報告で、県内のパラシュート降下訓練は、原則として伊江島で実施することになってますが、アメリカ軍は滑走路の改修を理由に2023年12月から嘉手納基地で断続的に降下訓練を強行しています。

県は、降下訓練が「常態化している」と嘉手納基地での実施に反対し、1月27日も防衛局などに中止を求めていました。

嘉手納での降下訓練が固定化の様相を見せる中で、伊江島でも、物資の投下訓練を実施していて、1月16日には、投下訓練を行っていたオスプレイから物資が海上に落下する事故が起きています。

そして、午後6時前に2回、訓練が実施され基地内に降り立つ様子を確認しました。