防災の知識や技術を楽しく学んでもらおうと、那覇市で防災イベントが開かれました。
「天久小学校防災中レッツゴースタート」
イベントは那覇市が考案し、防災の知識や技術を楽しく学んでもらおうと那覇市内の小学校で行われ、多くの子どもたちや保護者などが参加しました。
イベントではまず、自然災害が発生したことを想定してスタートしました。参加者は災害時に役立つロープワークを習得したり自分たちの足を守るために新聞紙を使った靴作り、それに消防団員から心肺蘇生法を学ぶなど25のミッションに挑みました。
ミッションにクリアした数に応じて防災グッズがもらえるとあって、参加者たちは楽しみながらも真剣な表情で災害時の動きを学んでいました。
参加したお母さんは「いつ(災害が)起きても子どもたちも守れるような体制にできればいいと思っています」とコメント。
同伴したお子さんは「楽しかったです」「災害の時に頭を守るとか学校でも習ったけど今も習った」とコメントしました。
別の参加した子どもたちは「知識を蓄えられて津波とか地震とかの時に役立てると思いました」「実際にやってみて、これで人を助けられたらいいなと思いました」「やったこともないこともあったけど、やってみたら意外と大変そうで地震の時にはもっと極めていきたい」とそれぞれコメントしました。
那覇市防災危機管理課防災士・源河北斗主幹は「小さい時から災害に関するいろんな知識や技術、わかっていると何かあった時に自分の身を守る命を守ることが出来る。それが家族や近所、住民などいろんな方を守ることに繋がると思うので、幼少期からの防災教育は大事だと思います。それを遊んで楽しんで学んで頂ける、そういう場としてこちらを活用していきたと思います」とコメントしました。
那覇市は今後も災害に関するイベントを開催して防災への意識などを高めてほしいとしています。