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八重山地域を訪問している中谷防衛大臣は、2025年1月22日午後、与那国町を訪れ糸数町長と面談しました。中谷大臣は、与那国町での空港や港湾の整備について「自衛隊の運用の観点からも重要」との認識を示しました。
塚崎昇平記者は「与那国空港です。中谷大臣を乗せた陸上自衛隊のヘリコプターが、今到着しました」と伝えました。
2025年1月21日から八重山地域を訪れている中谷防衛大臣は、1月22日午後、自衛隊のヘリで与那国町に入り陸上自衛隊の与那国駐屯地を視察し隊員らに訓示しました。
また、町役場では糸数町長と面談。面談で中谷大臣は与那国島への地対空ミサイルの配備計画について「必要な施設整備をしっかりおこなう」とし、糸数町長は自衛隊について「必要に応じてちゅうちょなく増強・増員をしてほしい」と強調しました。
与那国町では、空港のほか比川地区に構想がある大型の港が自衛隊の利用を念頭に政府が整備する「特定利用空港・港湾」の候補になっているとみられます。
中谷大臣は、与那国町での空港や港の整備について問われ「自衛隊はこれまでも与那国空港、与那国島内の港湾施設を訓練などで利用してきており、これらの空港港湾のインフラ整備、これは自衛隊の運用の観点からも重要と考えている」と述べました。
中谷大臣は、施設管理者の県と協議を進める方針を示しました。