※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

豊見城市にある製塩所が、伝統的な工法で作られた塩の価値を高めようと県内の事業者と一緒にプロジェクトを立ち上げました。

ゆいまーすプロジェクトは、豊見城市で50年塩を作り続けている与根製塩所が、自社の「ヨネマース」を使った県内事業者の商品を開発・販売することで新たな魅力を発信するものです。

現在、県内の3事業者とタッグを組みハイビスカスから抽出した色を付けたマースや、それを生地に練り込んで焼き上げたシフォンケーキなどそれぞれの持つ技術をいかしたコラボ商品を開発しています。

今回のプロジェクトについて担当者は、事業譲渡を考えていた製塩所の再建を図るとともに事業者同士のマッチングによって今後、地域全体を活性化していきたいということです。

与根製塩所・販売促進プロデューサーの佐藤徹也さんは、「うち自体も一社ではやっていけないので、いろんな会社と協力しながらうちも助けてもらいながらほかも助けて、そういった形でゆいまーる、ゆいまーすで塩を喧伝していければと思います」と話しました。

プロジェクトでは、今後も、様々な事業者とコラボして規模を大きくして商品価値を上げたいということです。