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新しいビジネスを沖縄県がバックアップします。新商品の開発や新しい分野へ進出する企業に対して県が承認しました。

中小企業等経営強化法に基づき、新商品の開発や新分野への進出を目指している中小企業を県が承認するこの制度。今回は13社の計画が承認され、16日に開かれた交付式にはそのうち10社が参加しました。

この制度によって、中小企業が新たな一歩を踏み出すきっかけとなり、地域経済の活性化に大きく貢献すると期待されています。今回承認を受けた企業の中には、地域課題を解決するための新たな取り組みや、事業の効率化を目指したプロジェクトがあります。

このうちの一つ株式会社グラシアス沖縄は、「子育てしやすいまちづくり」をテーマにした地域プラットフォーム開発を進めています。

(株)グラシアス沖縄代表取締役田上カルロスさんは「インターネット上で地域プラットフォームを作って、この地域プラットフォームに関しては、恩恵を受けられるのは行政の皆さん、そして学童の皆さんと保護者の皆さん。」と話します。

合同会社ハーリッシュは、ホテル運営のノウハウを活かし、DX化を進めています。

合同会社ハーリッシュ代表吉田豊さんは「DXにより手が空いたスタッフに対して、専門スキル、例えばAIであったり、広報マーケティングっていうのを学んでいただきまして、キャリアマップなどの制度設計をサポートしながら、専門分野を持った人材を育成していくことをサポートしていきます。」と話していました。

承認件数はこれまでの累計で730件となり、県は経費補助や伴走型支援を通じ、引き続き中小企業の挑戦を後押しする方針です。