※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
1月16日、物資投下訓練中だったアメリカ海兵隊のオスプレイから重さ400キロから450キロの貨物が伊江島周辺の海上に落下していたことがわかりました。
県や沖縄防衛局によりますと1月16日、伊江島補助飛行場で物資投下訓練中だったアメリカ海兵隊のオスプレイから投下された貨物が風に流され目的地だった提供施設区域を外れて海上に落下したということです。
落下した貨物には、食料が入っており1.3メートル四方の大きさで重さは400キロから450キロということですが人的被害や物的被害はなかったということです。
玉城知事は「一歩間違えば、やはり重大な事故につながりかねず、周辺住民に不安を与えるものであり、伊江村からも厳重な抗議の文書が発出されているということも確認をしています」ときょうの会見でこのように述べたほか、海兵隊に対し原因究明と再発防止を求める要請を行う考えを示しました。
中谷防衛大臣は「米軍の活動に関しては、安全の確保が大前提と考えておりまして、今回の事案は、周辺住民の方々に影響や不安を与えるものでありまして誠に遺憾であります。」
こう述べた一方、日米合同委員会の合意で「周辺に設定された水域で重要投下物を含むパラシュート訓練を行うことが認められている」としました。そのうえで「訓練実施にあたっては周辺の地域の皆様の安全を第一にすることは大前提」としてアメリカ側に安全の確保や地元への影響が、最小限になるよう引き続き求めるとしました。