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過去最多に並ぶ6人が立候補した宮古島市長選。1月19日投開票が行われ新人で前副市長の嘉数登さんが現職など5人を破り初当選を果たしました。
任期満了に伴い実施された宮古島市長選挙。過去最多に並ぶ6人が立候補し、1月19日、投開票が行われ新人で前副市長の嘉数登さんが、9300票余りを獲得し現職の座喜味一幸さんなど5人を破り初当選を果たしました。
初当選を果たした・嘉数登さんは「(政策の)一丁目一番地として少子化対策、若者の定住促進、人手不足対策を挙げているのでまずそこはフォーカスしてやっていきたい。市民が真ん中の豊かで明るい宮古島市をつくっていきたいと考えている」と述べました。
今回の宮古島市長選は、保守系候補の一本化に至らず分裂、自民公明が自主投票とした中、保守系候補のうちのひとりだった嘉数さんは経済界からの支援や市議補選に立候補した27歳の候補者とのセット戦術で若者層へも浸透し当選を勝ち取りました。
一方、オール沖縄勢力の支援を受け2期目の当選を目指した現職の座喜味さんは及びませんでした。落選した・座喜味一幸さんは「これまでの4年間の評価ということもありますから、率直に受け止めたいと思う」と述べました。
投票率は58.99%と過去最低だった前回よりもさらに6.65ポイント下回り過去最低を更新しました。
今回の選挙結果によってオール沖縄系の市長がいなくなったことを踏まえ玉城知事は、1月20日の朝、「首長同士が連携しないと住民の方のきめ細かいサービスにつながりませんから、そういう上では私はオール沖縄だ、そうじゃないんだということは私はあまり意識していない」と述べました。