※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

1月6日、那覇市でパトカーの追跡から逃走していた乗用車が、電柱に衝突する事故があり運転していた24歳の男が大麻所持などの容疑で逮捕されました。

パトカーに追跡されながら猛スピードで走り去る1台の車。警察が停止を呼びかけますが乗用車はおよそ20分間、停止することなく交差点などを通過したといいます。

動画を撮影した人「帰り道を歩いていたら道路側からすごいパトカーが通っていて気になって近くを通ったらカーチェイスが始まっていた感じです」「左右を確認などもなくそのまま突っ切っていくような感じ。初めてで怖いなと思いました」

警察によりますと1月6日の午前4時ごろ那覇市泉崎の道路で、巡回中のパトカーがウィンカーを出さずに車線変更などをする車を見つけ停止を求めましたが、車は停止することなく猛スピードで走り去りました。

その後車は、道路脇の電柱に衝突し、運転していた男は車を乗り捨て逃走を続けたといいます。

目撃者「ボンッと(音が)しました。ここにぶつかって早くこのドアを開けたらこっちから逃げた」

警察が、逃げた男を追いかけ建物の駐車場にいた神奈川県川崎市の港湾作業員ビショップ・ジャミール玲大(24)容疑者を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕しました。その後、乗り捨てられた車から大麻およそ0・99グラムも見つかり男は、麻薬取締法違反の疑いでも再逮捕されました。

警察の調べに対しビショップ容疑者はどちらの容疑も否認しているということです。現在警察が、同乗者から話を聞くとともに大麻の入手経路などを詳しく調べています。