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“デリカ界のアカデミー賞”ともいえる今年の「お弁当・お惣菜大賞」がきょう発表されました!全国のお弁当やお惣菜を称える14回目を迎えた賞です。いつも食べているあの店のあの商品は受賞したのか?速報でお伝えします!

スーパーや専門店などで販売されているお弁当やお総菜を称えデリカ部門のレベルアップをはかろうと2012年から行われている”お弁当・お惣菜大賞”全国の消費者や担当者が自慢の商品を推薦・エントリー、食の専門家たちが特に優れているものを選び表彰します。その審査基準は味だけでなくアイデアや価格にもおよび、認められれば担当者にとっては苦労が報われる瞬間。今年、全国1万5256点の中から選ばれた県内の3つの商品をご紹介します!

まずは入選を果たしたこのお店。

お弁当・お惣菜大賞2025~県内の6商品が受賞~

「沖縄県産まぐろのひとくち天ぷら」

2022年から連続の受賞!食べやすいサイズの県産まぐろをオリジナルの衣で揚げた天ぷらです。

金秀 惣菜部仲里誠さん「沖縄の天ぷらは独特で衣が分厚い。味もしっかりついていて。そこが推せればいけるのかなと。内地の衣とは違うという」

脂が少なくさっぱりとしたビンチョウマグロを塩とコショウで一晩味付け。商品は7年前から販売されていましたが、徐々に売り上げを伸ばし店が力を入れて販売する”ひとくちシリーズ”の主力に成長しました。

審査員「リーズナブルで魚を食べやすくした料理。つまみに良い。一口サイズで味変もしやすい」

金秀 惣菜部仲里誠さん「とてもうれしい。地道にやってきて店の売り上げも良くなってきていたのでもしかしたら沖縄に観光で来た方が沖縄はこれ食べているんだと分かってもらえたのかなと。総菜の先端を行けたらいい。外食に近い本当に良いものを作っていけたら」

続いては特別賞に輝いたこちら。

お弁当・お惣菜大賞2025~県内の6商品が受賞~

「ゴーヤーチャンプルー巻き」

弁当部門から吉報が届いたのは過去に2度優秀賞を受賞した丸大。おなじみのおかずを米で大胆に巻いた一品(ひとしな)です。

丸大 商品部大城信也さん「ごはんもおかずも同時に食べられるテーマをもとに考えて」

こだわりは子どもも大人も食べやすい優しい味付け。酢飯ではなくそば出汁を混ぜた米を使うことで具材との相性も良いように仕上げています。そのヒントは大城さんの大好物にありました!

丸大 商品部大城信也さん「僕よく親からそばじょーぐーと言われる。沖縄そばが大好きで余ったそば出汁の中に白米を入れて食べることがあってそれがきっかけ」

審査員「地元の特産品を上手に使ったお弁当。海苔巻きのコンセプトが良い」

さらに今年は30種類のスパイスを使って開発したタコライスも入賞。2つの弁当が高い評価を得ています。

こちらの店は優秀賞に!

お弁当・お惣菜大賞2025~県内の6商品が受賞~

「島ナポリタンパン」

商品が生まれたきっかけは県民からの強い要望でした。県民の要望「沖縄そばの麺を使った島ナポリタンパンを開発してほしい」

この声を受けて担当者は開発を決意。パンにも合うもっちりとした太麺にランチョンミートを合わせケチャップには沖縄そばの出汁や三枚肉の漬けダレも加えるなどこだわりの味付けでコクと深みを実現しています。素朴ながら食事にもおやつにもなる食べごたえも。

審査員「探して食べるのが楽しみになりそう。学校や職場などどこで食べても郷土を感じさせるオリジナリティあふれるパン」

リウボウストア 新商品開発課具志堅亮司さん「沖縄そばを使ったパンは他に見ない商品。これは賞が狙えるのではないかという自信は少しあった」

去年のスイーツ部門に続き2年連続で優秀賞に輝いたリウボウストア。来年こそ…狙うは?

リウボウストア 新商品開発課具志堅亮司さん「最優秀賞。次回ぜひ狙っていきたい」

手ごろに抑えた価格にも店の努力が感じられる商品の数々。沖縄の食文化にこだわりそれぞれの知恵や工夫が詰まった自慢の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?