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若い世代に、献血に対する理解と協力を呼びかける「はたちの献血」キャンペーンのセレモニーがきょう2025年1月14日、那覇市で開かれました。
セレモニーには県や浦添工業高校の生徒、赤十字血液センターの関係者などおよそ60人が参加しました。
県によりますと2023年度の総献血者数は5万5602人で、そのうち20代の献血者数は6734人と全体の12%を占めていますが、この10年間で36%減少し若年層の献血離れが懸念されているということです。
県赤十字血液センターの百名伸之所長は、「輸血で元気になり、命を繋いできた多くの子どもたちを診てきました」と献血への理解と協力を呼びかけました。また、ことし二十歳を迎えた仲門結さんは、同じ世代の若者にメッセージを送りました。
県学生献血推進協議会 仲門結さん「いつ自分や身近な人が輸血を必要とするかは誰にも分かりませんこの先の未来今のように献血用の血液を安定して確保することができるのでしょうか。それは、私たち若い世代にかかっていると思います」
1月14日現在、県内では、A型とB型とO型の血液が不足していて、県赤十字血液センターでは広く県民への協力を呼びかけています。