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読み書きに障害を持ち理解力や学習能力に隔たりがあるとされる「発達障害」その子どもたちの支援をどうとらえたら良いのかを考える講演会が先週、那覇市で開かれました。
講演会は先週、那覇市で行われた県公衆衛生大会の基調講演で開かれたもので発達障害児の研究・心理療法プログラムなどを実践してきた沖縄国際大学の知名孝教授が身体的や精神的など支援を行う「発達障害児童支援をどのようにとらえるか」をテーマにこれまでの活動を通して得た経験を発表しました。
知名教授はこれまで保護者に対して発達障害児の躾を変えるペアレント・トレーニングを実践してきたと話し、「正しい子育てや支援ではなく非日常的なことをさせ子どもたち自身に理解させることが大事」と話しました。
また、子どもと接する場合はまともに向き合うのではなく「対応する行動」の反復を行うことで子育ての最終地点を「質より、良い苦労や理不尽さ合理的配慮の問題などを考えなければならない」とまとめました。