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沖縄の冬の味覚、タンカンの初出荷式が名護市で開かれました。

名護市のJAおきなわのみかん選果場には国頭村や本部町など、各地で収獲されたばかりのタンカンが次々と運び込まれ、出荷に向けてサイズ別に選別されています。10日に開かれた初出荷式では、タンカンの旬入りを宣言し、関係者が今年の初出荷を祝いました。

JAおきなわによりますと、今年は収穫量が増える表年にあたり、高温などによる日照不足や去年11月に発生した北部豪雨の影響も受けましたが、去年よりも82トン多いおよそ229トンの出荷を見込んでいるということです。また、糖度は例年通りで、ジューシーなタンカンに仕上がっているということです。

JAおきなわ農業振興本部・平安山英克常務理事「沖縄やんばるでつくられて60年以上の生産となっております。毎年毎年生産者がていねいに作ったタンカンを沖縄県の消費者に届けていきたいなと思っています。みんなでおいしく食べてもらったら幸いです」

タンカンの出荷のピークは今月中旬から来月上旬となる見通しです。