※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県警は2025年1月8日、面識のない女性に性的暴行を加えけがをさせたとしてアメリカ海兵隊員の男性を不同意性交等致傷の容疑で書類送検しました。
不同意性交等致傷の容疑で書類送検されていたのは、アメリカ海兵隊員の30代の男性です。警察によりますとこの海兵隊員は2024年11月、本島内の建物の一室で面識のない成人女性に性的暴行を加えけがをさせた疑いが持たれています。事件直後、被害女性から被害の申告を受けた警察が任意で捜査を行い、2025年1月8日書類送検しました。
警察は、捜査に支障があるとして海兵隊員の認否を明らかにしてません。
今回の事件を受け、在沖アメリカ海兵隊はQABの取材に「沖縄に駐留するアメリカ兵の容疑については認識している」とした上で「適切な地方当局と協力し、日本政府が起訴を選択した場合、日本の司法手続きには干渉しない」と強調しました。
また、玉城知事はコメントを出し「極めて遺憾で、激しい怒りを覚える」と批判。さらに知事は、アメリカ兵による性暴力事件が相次いだことを踏まえ、「日米両政府に強く抗議する必要があり、厳しい姿勢で対応する。実効性のある対策の実施を求める」と強調しました。