※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県内で多発しているキャッシュカードをだまし取る詐欺に関わったとして、県内の自称・建築作業員の男2人が逮捕されました。警察は男らがだまし取った現金の回収役だったとみて捜査しています。逮捕されたのは、それぞれ那覇市の自称・建築作業員の長嶺一正容疑者(32)と眞喜志翔太容疑者(29)です。
警察によりますと2人は去年9月下旬、共犯者らと役所職員を装って県内の70代と80代の女性からキャッシュカードをだまし取り、引き出した現金の一部である85万円を南風原町のコインランドリーに隠した疑いが持たれています。
事件をめぐっては、被害者からキャッシュカードを受け取り、現金を引き出したとして去年県内の男が逮捕されています。捜査を続けていた警察が先月31日から今月1日にかけて新たに2人を逮捕しました。2人は受け子や出し子が詐欺でだまし取った現金の回収役だったとみられていて、警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
警察は2人の余罪を調べるとともに「役所や金融機関の職員がキャッシュカードを預かることは絶対にない。同様の電話があれば一度切り、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。