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「太陽の花」ブランドを展開する県花卉園芸農業協同組合の初荷式が3日午前行われ、菊などの県産の花およそ40万本が出荷されました。浦添市で開かれた初荷式には、生産農家や流通業者などおよそ70人が参加し県産花の消費拡大を目指し決意を新たにしていました。

沖縄県花卉園芸農業協同組合販売部吉本守部長「去年1年間生産現場で苦労の多い年でして、出荷量も増えず苦しい1年ではありましたが2025年、生産者一緒になってこれから来る彼岸に向けてもしっかり取り組んでいこうかなと」

去年12月単月の県産花の出荷量は2350万本で、販売金額が10億300万円と2023年の12月に比べ1割減ったことが報告されました。

前川亮一組合長は、「今年は、現状をしっかり見据え焦らず着実に新たな成長と発展を目指したい」と抱負を述べました。

集荷した菊などの県産花2000ケースは、あすの初競りに向け関東や関西へ出荷されました。