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本島北部を襲った大雨による被害を受けた被災地では静かな年明けを迎えました。

2024年11月、大雨の影響で国頭村や東村などを中心に河川の増水による浸水被害を受けて、現在、復興に向けて作業が行われます。大雨の被害からまもなく2か月となる国頭村比地地区では、毎年実施していた新春のマラソン大会を中止し、住民らが公民館で食事しながら新年を迎えていました。

住民の1人は「お互い顔見て、お互い元気だなと、1つの力になればと」と話し、別の住民は「今まで順調に来てたのに急にこんなことになるとは想像もつかなかった。あと10年ぐらい頑張ろうと思っている」と話しました。比地地区の大城区長は「前を向いて前進していきます。うつむいてはいられないので、区民と一緒に前進していきます」と復興に向けて区民と共に進んでいきたいと話しています。

被災地の復興にむけて、県などの本格的な支援が始まりましたが、住民が元の生活を取り戻すまでには、まだ時間がかかります。