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29日沖縄市の住宅で生後間もない女の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で警察はこの家に住む30歳の母親を死体遺棄の疑いで緊急逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、沖縄市南桃原に住む飲食店従業員、嘉陽菜奈美容疑者(30)です。
警察によりますと、嘉陽容疑者は今月下旬沖縄市桃原にある自宅の敷地内で生後まもない赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いが持たれています。
29日、午前8時20分ごろ沖縄市桃原にある住宅で「赤ちゃんが捨てられている」という同居する親族からの110番通報で警察官が駆け付けると、家と塀の隙間に黒い布のようなものでくるまれた状態の赤ちゃんが見つかりました。赤ちゃんはすでに息をしていない状態で、消防によりその場で死亡が確認されました。
警察が防犯カメラや付近の住民への聞き込みを行い捜査したところ、嘉陽容疑者の関与が浮上し容疑が固まったとして逮捕しました。調べに対して嘉陽容疑者は、死体遺棄の事実は認めているということで、「新生児は自分の子」と話しているということです。
警察は犯行動機など詳しい捜査を進めています。