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辺野古新基地建設で、政府は28日午後、大浦湾の海底にある軟弱地盤を固める工事に着手しました。
塚崎記者「午後1時45分です。今大浦湾上の作業船で重機が砂の投入を始めました。軟弱地盤の改修工事に今着手しました」
名護市の大浦湾では28日午後2時前から作業船が重機を使って砂を投入する様子が確認され、海底に砂を敷く作業が始まりました。防衛省は28日午後2時半ごろ、SNSでの投稿で工事を始めたことを明らかにし「普天間飛行場の全面返還の実現に向けた大きな前進」と強調しています。
軟弱地盤の工事で今後、沖縄防衛局は砂のくい、およそ7万1000本を打ち込む方針ですが、長期間がかかる見通しです。
玉城知事は28日午後、記者団の取材に「敷き砂の工事を急いでやる理由がよくわかりません。きょう工事がされたことに、我々も今後厳しく見ていかねばならないということも申し上げなければならない」と述べたほか「辺野古移設では普天間基地の一日も早い返還には繋がらない」として、政府に、対話による解決を改めて求めました。