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名護市の辺野古新基地建設で、政府は28日にも大浦湾側の軟弱地盤を固める工事に着手する見込みです。
沖縄防衛局の発表によりますと、28日から大浦湾の海底に砂を敷く作業を行う予定ということで、大浦湾上の作業船では作業員らの動きが確認されました。政府は軟弱地盤を固めるために砂を敷く他、およそ7万本の砂のくいを打ち込む方針です。
27日の会見で林官房長官は「今般の着手は普天間飛行場の全面返還の実現に向けた大きな前進であります」と話しました。一方、玉城知事は「打設本数が全体で7万1000本打ち込まれることになる。環境に影響がないわけは絶対ない。状況は注視していかねばならない」と話しています。
さらに玉城知事は27日の会見で、地盤工事の実現性については「国内に前例のない工事で難工事が予想される」と指摘しました。