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10月、与那国駐屯地で離陸直後に地面と接触し、損傷したオスプレイの回収作業がきょう19日、行われました。
船越義人記者「時刻は11時20分です、訓練中に事故を起こした自衛隊のオスプレイが駐屯地から運び出されました。これから台船に乗せるため久部良港に向かいます」
この事故は10月、陸上自衛隊のオスプレイが与那国駐屯地から離陸する際に、機体の一部が左右に大きく揺れ左翼が地面に接触し損傷。陸上自衛隊は、エンジンの出力を増幅させるスイッチの操作を怠ったことなどが原因とする調査結果を公表しています。
きょう12月19日、行われた回収作業はオスプレイが所属する千葉県木更津駐屯地の隊員およそ30人が行い、両翼が前後に固定され塩害を防ぐシートで覆われた機体が住宅の近くを通るなど物々しい様子も見られました。
機体は、規制された島の外周道路を通って久部良港までのおよそ1kmを1時間かけて移動し、午後4時40分頃に台船に乗って島を離れました。機体は、2025年1月1日に木更津駐屯地に到着する予定です。