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アメリカ軍は2024年12月18日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しました。県や地元市町村が訓練に反対する中、強行した形です。

塚崎記者「午後3時52分です。今、アメリカ軍の輸送機からパラシュートを付けた兵士が降りてきました」

日本とアメリカが沖縄の基地負担軽減で合意したSACO最終報告ではパラシュート降下訓練は原則伊江島で行うことになっていますが、軍は伊江島の滑走路改修を理由に嘉手納基地での訓練を2023年12月から断続的に行なっています。

12月18日午後3時50分ごろに、アメリカ空軍の輸送機から隊員10人が基地に向かって降下する様子が確認されました。県は12月17日、訓練を行わないようアメリカ空軍などに要請していましたが2ヵ月ぶりの強行となりました。

また嘉手納基地に隣接する自治体でつくる三連協は「生活を守る立場から容認できない」とコメントしています。