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続いてはバスケです。昨シーズン、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利することができずチャンピオンの座を譲ってしまったキングス。因縁の相手との一戦に挑みました。

キングスから名古屋に移籍した今村佳太(いまむら・けいた)向かった先はクーリーの背中!クーリーも笑顔で迎え入れます。

因縁の相手・名古屋との1戦目でキングスは開始早々、その#45クーリーがゴール下で気迫のシュートを決めると#4ヴィック・ローもディフェンスをかいくぐってレイアップシュート!#14岸本隆一(きしもと・りゅういち)はロングシュートを決めるなど名古屋を一気に引き離します。

一方、キングスから名古屋に移籍した#30今村佳太も負けじと3Pシュートを射止めます。そして、第1Q終了間際、2カ月ぶりに#3伊藤達哉(いとう・たつや)がコートに復帰。その伊藤がシュートを決めると場内は大きな歓声が上がりました。

順調に点を重ねたキングスでしたが、第3Qスコット・エサトンにダンクを決められると51対51の同点に追いつかれます。しかし、再び負けるわけにはいかないキングス。ここから怒涛の反撃が始まります。

#15松脇圭志(まつわき・よしゆき)の3Pシュート#45クーリーがゴール下でねじ込むと#10荒川颯(あらかわ・はやて)の3P!そして岸本のジャンプショットで10点差をつけ86対68で初戦を勝利で飾りました。

琉球ゴールデンキングス 桶谷HC「今日は名古屋戦ということでなんとしてでも達哉の為に勝ちたかった」

琉球ゴールデンキングス 伊藤達哉「ただいま戻ってまいりました。たくさんの応援ありがとうございました。ここからまた僕自身コンディションを良くしてまたチームの勝利に貢献できるように頑張るのでこれからも引き続きご声援のほどよろしくお願いします。」

そして翌日の2戦目。ケガなどでアルマと平良(たいら)を欠いたキングス。さらに岸本(きしもと)が。

このプレーで岸本(きしもと)がコートを離れると第1Q、最大で10点差をつけられます。しかし第2Q中盤には、じわじわと名古屋を追い詰め、#4ローの3Pシュートでついに逆転。43対41で前半を終えます。

第4Qには#4ローの2連続シュートを皮切りに脇真大(わき・まさひろ)小野寺と続き点差を11点まで広げます。リードを守ったキングスは終了間際。キングスのユース特別枠で登録された#77佐取龍之介(さとり・りゅうのすけ)がトップチームでデビュー。キングスは2戦目も勝利、去年の屈辱を晴らしました。

沖縄アリーナに帰ってきた今村佳太。実はこんな場面がありました。今村がファールをもらい、フリースローのチャンス。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 今村佳太」本来だったら、桶さんの顔だったと思うんですけど全部自分に代わっていたので愛のあるブーイングをしてもらったのですごくうれしかったですね」

なんと、キングスファンが今村の似顔絵を掲げ、愛のあるプレッシャー。これには今村も笑顔を見せていました。「帰ってきたな」という感じがしたと話していた今村佳太。元チームメイトとの再会、沖縄アリーナでのプレーを楽しんでいました。

今シーズンから名古屋ダイヤモンドドルフィンズは中地区に入り、同じ地区で順位を争うことはなくなりましたが、今度はBリーグチャンピオンを決めるポストシーズンで対戦することもあるかもしれません。