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東京大学を身近に感じてもらおうと、現役の東大生が12月7日、県内の高校生に模擬講義を行いました。
この模擬講義は、県出身の東京大学に通う学生でつくる団体「ALOHA」が企画したもので、会場には県内の高校生およそ30人が参加しました。
まずはじめに、東京大学で講師を務める宇野健司先生が東大で実際に行われている双方向型の講義形式を紹介し、講義を体験した生徒たちはグループワークなどを通して積極的に意見を出し合いました。
その後、現役の東大生3人によるパネルディスカッションが行われ、大学生活の様子や進路の選択方法について意見が交わされました。
東京大学の友利寧唯さんは「沖縄から一度、大学進学で出ることで沖縄に対する見方が変わる機会とか自分を見つめ直す機会が得られる」と話しました。那覇国際高校2年生の大池蒼璃さんは「沖縄にいるから無理ってことはないと思うので、希望につながると思います」と話しました。
「ALOHA」では今後も県内の高校生向けの講義やサポート活動を続けていく予定で「沖縄の中高生が難関大学への進学を選択肢に入れるきっかけになれば」としています。