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南西諸島への自衛隊配備拡張など「沖縄を取り巻く環境は戦争前夜の状態だ」と危惧する市民団体が、「再び沖縄を戦場にしない」との思いを込めた声明を発表しました。

元学徒・瀬名波榮喜さん「今や戦雲、沖縄上空に漂っているということ」平和活動などに取り組む市民団体はきょう合同で会見し、南西諸島への自衛隊配備拡張など沖縄を取り巻く環境の変化が戦争前夜の状態にあるとして「再び沖縄を戦場にしない」との思いを県民にアピールする声明を発表しました。

声明では県民が求めてきた基地反対や日米地位協定の改定などが実現されていないほか、国からは戦争を回避する明確な方策が示されていないと指摘。その上で「沖縄を戦場にしない」ための県民運動が必要としています。

市民団体の代表者らは、沖縄戦では学生を含む多くの若者などが動員され命を落とした状況だったことから今を生きる若い世代にも平和の重要性などを発信していきたいとしています。