※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
泡盛を含む、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に正式に登録されることが決まりました。
「伝統的酒造り」は米などの原料を発酵させる日本古来から続く伝統技術で、その中でも泡盛は、黒麹菌を使うことが特徴で沖縄独自の気候や歴史、文化の中で生まれた蒸留酒です。
南米のパラグアイではユネスコの無形文化遺産の登録を審査する政府間委員会が開かれていて日本時間の、5日午前3時半すぎに泡盛を含めた「伝統的酒造り」が正式に登録されることが決まりました。
登録の決定理由については、「日本の伝統的酒造り」が、持続可能な消費と生産があり平和と社会的結束に貢献していることなどが評価されたということです。
玉城知事は「今後も泡盛の業界の方々と連携しながら、その魅力や沖縄の歴史や風土などと合わせた文化的な価値も広めていけるように一緒に取り組んで行きたい」と話していました。
県内ではこれまで、「組踊」や「宮古島のパーントゥ」が無形文化遺産に登録されていて今回の「伝統的酒造り」の登録は沖縄関連で3件目となります。