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警察は「ひとりで判断せずに周りの人に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

2024年12月2日に、ウソの給付金手続きがあると言ってキャッシュカードをだまし取ろうとした詐欺未遂事件が発生しました。

警察によりますと、2024年12月2日午前11時すぎに嘉手納町の80代の女性宅に役場職員や金融機関の職員を名乗る男から「給付金の支給があり、手続きのためキャッシュカードを回収する必要がある」と電話がありました。

その後、家にやってきた男の身なりに不審に感じた女性が「銀行に確認する」と話してカードを渡すの断ったところ、男は立ち去ったということです。

また、2024年11月27日から28日にかけては、沖縄市の70代女性に日本個人保護協会職員を名乗る人物から、「登録されたアプリの料金が未納で立て替えているので支払ってください。アプリにアクセスしていなければ払い戻されます」と電話がありました。話を信じた女性は、あわせて80万円を指定された口座に振り込みだまし取られたということです。

警察は、「現在、同様の手口の詐欺が相次いで発生していて、このような電話があった際にはひとりで判断せずに家族や警察に相談してください」と呼びかけています。

全国的にも問題になっているオレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺による被害。QABでは、警察官を装った人物にお金を騙し取られた被害者に取材、相手の巧妙な手口について聞きました。2024年12月4日の特集でお伝えします。