沖縄の冬の風物詩太陽と海とジョガーの祭典「NAHAマラソン」が行われ1万4000人あまりのジョガーが完走しました。
常住智史記者リポート「スタート30分前です。スタート地点には多くのジョガーが集まり緊張感が高まっています」
東京から参加女性は「沿道の皆さんと交流して楽しく完走出来ればいいと思います」兵庫県から初参加のジョガーは「気温が心配です。絶対に暑いのでもう暑いので(目標は)応援してくれる皆さんに感謝を伝えながらゴールをすることです」と意気込みを示しました。
那覇市の知念市長と来年結成30周年を迎えるお笑いコンビ「ガレッジセール」の2人が鳴らす鐘の音を合図にジョガーが一斉にスタートしました。
今大会は海外の参加者など含む2万1438人が出場。例年通り奥武山陸上競技場をスタート、ゴールとする国際通りや糸満市など南部路を回る42.195キロの平和祈念公園コースで競われました。沿道には家族連れや地元の人など多くの人が集まりジョガーたちに声援を送っていました。
中間地点やゴールなどそれぞれ制限時間が設けられる中、6時間15分の制限時間内にゴールした人は、1万4117人で、完走率は65・8パーセントでした。
参加者の男性は「自分の目標が3時間半だったので、練習不足とペース配分に失敗したので来年リベンジしたいと思います」初参加の女性は「めっちゃきつかったんですけどみんなの応援がすごくて楽しかったです。来年できれば参加したいです」と喜びを語りました。
一方、ゴール付近の最後の関門では制限時間に間に合わなかったジョガーの姿もありました。
間に合わなかった男性は「前半の登り坂がきつかったです。きょうは太陽も出ていたから暑さにやられました悔しかったです」「きょうから(来年に向けて)練習します」
また他の参加者の男性は「ひめゆりの塔でうーとーとぅしたら急に両足をつって来年は練習して絶対(足を)つらいない。ここを越えます」と雪辱を誓っていました。