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2024年6月、辺野古新基地建設に使用する土砂の搬出が行われている名護市安和の桟橋で発生した死傷事故を受けて、中断されていた本部港塩川地区からの搬出を再開させると沖縄防衛局が県に通知しました。
2024年6月、辺野古新基地建設に使用する土砂の搬出が行われていた名護市安和の桟橋では、警備員の男性がダンプカーと接触して死亡し、土砂の運搬に抗議していた女性が足の骨を折る重傷となる事故が発生しました。
これを受けて沖縄防衛局は安和桟橋と本部港塩川地区からの土砂搬出を中止していましたが、8月に安和桟橋からの搬出は再開させています。
これについて沖縄防衛局の担当者が県庁を訪れ、塩川地区からの土砂搬出を準備が整い次第再開させると通知したほか、安和桟橋と本部港での安全対策を要請しました。
沖縄防衛局三沢大輔調達部長「普天間飛行場の一日も早い返還というところもあるので、我々事業者としてできる安全対策を最大限講じたうえで実施をする。その準備ができ次第再開をする」
辺野古の埋め立てに使用する土砂の搬出をめぐってはうるま市宮城島からも土砂の搬出作業が始まり、沖縄防衛局は中城湾港から大浦湾まで船で土砂の運搬を始めたことを明らかにし、付近の海上では島で採取した土砂を積んだとみられる船が航行する様子が確認されています。