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県内ではなかなかお目にかかれない大相撲の力士たちが沖縄を訪れ25日は那覇市で子どもたちとの交流を深めました。常住記者のリポートです。
元横綱旭富士・伊勢ヶ濱親方「この中から次の大関・横綱を輩出することを望んでいます」
きのう、那覇市の奥武山総合運動場内の相撲場で行われた「ちびっこ相撲交流会」。県内の相撲クラブに通う子どもたちおよそ50人が参加し大相撲、第73代横綱・照ノ富士などが所属する伊勢ヶ濱部屋の力士ら8人が指導しました。
模範稽古では呼出による太鼓や相撲甚句などが披露され会場は大盛り上がり。その後子どもたちは四股やすり足などの基本動作の直接指導を受けました。
また「ちびっこ相撲」では、物怖じせず力いっぱい力士に挑む姿に周囲から大きな声援が送られました。稽古の後は県産の食材を使った「ちゃんこ」が振る舞われました。
参加した子ども達は「前も食べたことがあるんですけど、もう1回食べてみたらめっちゃおいしいなと思います」「横綱になりたいと思います」「目標の人はいなくて自分で日本からすごいと思える人になってみたい」「自分とかはみんなと力士すごいなとか言っているけど、力士は人としゃべらなくて真剣で、あと体格とかもいいし、そこの差なのかなと思います」「(将来は)相撲取りになることと野球選手になること」など様々な感想がありました。
伊勢ヶ濱部屋・熱海富士関は「今は楽しいことを全部やっていっぱい食べていっぱい寝ていっぱい遊んで身体を大きくして相撲が好きな子は続けてくれ、うち(伊勢ヶ濱部屋)に来てくれたら嬉しいですけど、相撲界に入って来てくれたらうれしいです」と期待を寄せました。
伊勢ヶ濱部屋による交流会は去年に続き2回目で子どもたちは憧れの力士とのひと時に目を輝かせていました。