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今週は犯罪被害者週間です。犯罪被害者への支援の輪を広げようと、きのう「犯罪被害者支援を考える県民の集い」が西原町で開かれました。

集いでは2019年4月に起こった池袋暴走事故で妻と娘を失った松永拓也さんが講演し、事故当時の心境や犯罪被害者支援の必要性について語りました。

また、飯塚幸三受刑者が亡くなった事をうけ、松永さんは、加害者の人生もまた悲劇的な結末を迎えたと語り、複雑な胸中を明かし「加害者もそういった人生の最期を迎えたことは本当に無念だったんだろうなと思うんですよね。だからもう、彼の経験とか、私達遺族の経験っていうのもこうやってお伝えさせていただくことももちろんなんですが、彼の後悔、加害者の後悔とか、加害者の言葉っていうのを私はある意味託されたと思ってる。」と語りました。

さらに松永さんは命の尊さを伝える活動を続ける中で、誰もが加害者にも被害者にもならない社会を目指したいと訴えました。