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北谷町で初めてとなる博物館が完成し、20日の開館を前に19日、記念式典が行われました。

常住智史記者は「入口を入るとまず目に入るのがこちらクジラの骨格標本です。体長5メートルほどあるということで、近くでみるととても迫力があります」とリポートしました。

「北谷町立博物館」は、地域の歴史・文化・自然などに関する資料を収集や保存し、研究や展示公開する事を目的として設立されました。常設展示室は「縄文時代の交流」をテーマとし、博物館に隣接する「伊礼原遺跡」からの出土物を中心に先人たちの暮らしの様子をジオラマなどで紹介していて当時にタイムスリップした気分で見学することができます。

伊礼原遺跡は、米軍基地返還後の調査によって1997年に発見され、2010年に北谷町で初めての国指定史跡に指定された縄文時代の遺跡です。

入館料は無料で、遺跡などの維持保全のため100円程度の協力金の寄付を呼びかけています。