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下着に隠して密輸しようとしたということです。10月、クルーズ船で県内に訪れた中国籍の女性4人が違法に粉末状の金を持ち込もうとしたとして、沖縄地区税関が、調査していることが分かりました。

沖縄地区税関によりますと、10月、那覇クルーズターミナルの入国審査ゾーンで、香港から来た中国籍の女性4人が、身に着けていた下着から未申告の粉末状の金を、職員が見つけ差し押さえました。粉末は、13キロにのぼり、価格は2億円ほどになるとみられ、税関が密輸未遂事件として調査しています。

沖縄地区税関・新垣修監視部長は「警察をはじめ、海上保安庁などの取締り機関と共同で取り締まりを強化しているところでありまして、国民のみなさん、県民のみなさんからのちょっとした情報が摘発に結びつくこともありますので情報提供をお願いしているところであります」と述べました。

那覇に寄港するクルーズ船の数が増加傾向にあり、2025年は、340回予定されているということで、税関では、密輸を防ぐとともに違法薬物や偽ブランド品が持ち込まれないよう警戒を強めるとしています。