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主催者は、「無縁化を防ぐため参加者があるべき方向を考えるイベントにいたい」ということです。お墓の現状や未来について考えるシンポジウムが11月、那覇市で開かれます。

沖縄県メモリアル整備協会・堤純一郎理事長は「沖縄の墓、過去・現在・未来と伝統的な沖縄の埋葬文化を継承しながら未来に向けて、あるべき方向を探ろうという形でシンポジウムを開催する運びとなった」と話しました。

このシンポジウムは、公園墓地の経営や管理を行う県メモリアル整備協会が創立30周年を記念して開催するものです。

全国的に少子化が進みお墓の管理や継承問題があるなか、改葬・墓終いに関する内容も増えていて、協会によりますと、県内では、2023年の1年間で全国平均の3倍にあたる4800件を扱ったということです。

会見で八城正明理事は、「墓参りの形跡のないお墓が多く見かけるようになり無縁化が進んでいる。これ以上、進めないためにも幅広い取り組みが必要であることを知ってほしい」と参加を呼びかけました。

シンポジウムは、11月30日に県立博物館・美術館でお墓の歴史や無縁墓を止めるディスカッションなどが行われるほかライブ配信も予定されています。