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那覇市首里の工事現場で見つかった沖縄戦当時に使用したとみられるアメリカ製の不発弾の処理作業が行われ11月11日正午前に無事に終了しました。

今回、処理されたのは、アメリカ軍が沖縄戦で使用したとみられる長さ44センチ・重さおよそ30キロの5インチ艦砲弾1発です。

那覇市などによりますと2024年8月、那覇市首里石嶺町のがけ崩れ防止の対策工事中に作業員が不発弾を発見しました。

11月11日午前10時すぎから自衛隊が処理作業を開始するのに伴い、現場から半径25.5メートルが避難対象区域となり処理作業を前に付近の道路は交通規制され、消防や市の職員が近隣住民に避難を呼びかけました。

国は、2024年4月から、耐爆容器の中で不発弾の信管をリモートで破壊する処理方法が導入。午前10時半ごろから陸上自衛隊の不発弾処理隊員が、不発弾を容器に入れるなどの作業を始めました。

およそ30分後に不発弾処理は無事に終了し、交通規制が解除されました。