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本島北部では10日も記録的な大雨が降り続き、この影響で各地では浸水や土砂崩れなどの被害が出ています。

本島北部では、10日の朝早くから活発な雨雲がかかり、名護市西部や大宜味村付近などで1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降りました。

大宜味村田嘉里では車のタイヤが半分以上浸かるほどの高さまで水がたまっています。また、村内を走る村道では大きく穴があいたように道路が崩落している様子が確認できます。

大宜味村では村のほぼ全域にあたるおよそ1700世帯の断水が現在も続いていて、復旧のめどは立っていないということです。11日以降、重機などを使い浄水場施設に流れ込んだ土砂の除去作業を行うとしています。

県によりますと、10日の午後5時現在で、土砂崩れが東村で3件、名護市と国頭村でそれぞれ1件確認されているほか、床上浸水が名護市で4件、大宜味村で2件、床下浸水が名護市で4件確認されています。

いずれもけが人などはいないということです。このあとも沖縄本島は大気の不安定な状態が続く見通しで警戒が必要です。