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おしまいはこちらです。「アンコンシャスバイアス」を無くせ!この言葉聞きなれないですが、男女問わずだれもが企業で活躍するためには「アンコンシャスバイアス」を無くしていく取り組みが必要となるそうです。

県内企業で働くだれもが活躍できる環境づくりを目指そうと企業の垣根を越えた女性幹部候補の社員の研修が実施されその後、企業のトップらも交えて意見交換会が開かれました。

それぞれの企業の取り組みとは。

企業の垣根を超えたプロジェクトは「女性経営幹部の育成」と「地域全体の女性活躍へ向けた取り組み」を目的におきなわフィナンシャルグループが初めて取り組みました。

研修に参加したのは沖縄セルラー電話や沖縄電力など県内の有力企業18社33人の女性幹部候補社員で、去年11月から6回にわたって経営者に必要な「経済の動向把握」や女性の活躍を後押しする働き方などについて学びました。

研修終了後に開かれた意見交換会では、企業のトップや幹部候補社員らが各社の課題や取組みについて発表していました。

沖縄電力本永浩之社長は「アンコンシャスバイアス、女性が考えていることと仕事を与える人たちとの考え方の違いが自ずとあるのでそこの差を埋めていく必要もあるんだろうなと思っています。」と語り、りゅうせき常務取締役兼経営管理部長宮城和美さんは「復職したとしても子どもを抱えて仕事に集中ができない、でも仕事を頑張っていきたい、管理職にもなって昇格していきたい強い思いがありながらも、その間に挟まっていることで気持的にもがいているというような声も多々聞いています。」と実情を話しました。

慢性的な人手不足に加えどの企業も女性の管理職の比率が低い中、どのように女性管理職を増やしていけばいいかなど熱い議論が続きました。

おきなわフィナンシャルグループの山城正保社長は、今後もこのような研修を継続し女性がどんどん活躍出来る場を増やしていきたいと話していました。

ここで、「アンコンシャスバイアス」についておさらいしていきましょう。テレビをご覧の皆さんの会社でもこんなことはありませんか?

家事や育児が大変だから女性には「出張を行かせられない」「重要な仕事は任せられない」上司の先入観や固定観念が女性の成長の機会を奪ってしまっている。まさにこれが「アンコンシャスバイアス」という事です。

やはり一番大事なのは無意識の思い込みに気付くこと。そのためのコミュニケーションをとることが大切だと言えそうです。

誰もがより活躍できる環境づくりを目指す報告会/ビジネスキャッチー