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警察は、地検に起訴を求める意見をつけて送りました。2022年、当時、運転手を務めていた女性に対して車内でわいせつな行為をしたとして、警察は11月5日、強制わいせつ容疑で南城市の古謝景春市長を書類送検しました。
県警によりますと南城市の古謝市長は、2022年12月9日の夜、南城市内を走行中の公用車で当時、運転手を務めていた女性にわいせつな行為をした疑いが持たれています。
その後、女性は警察に被害届を提出、警察が市長から任意で話を聞いたり、使用していた公用車を調べるなど捜査した結果、2024年11月5日午前、起訴するよう求める「厳重処分」の意見を付け書類送検しました。
女性は2024年2月、セクハラ被害を受けたとして市長や市を相手に損害賠償を求め裁判を起こしています。また警察は、市長の家族が被害女性を告発していた虚偽告訴罪について、起訴を求めないとする「しかるべき処分」での意見をつけ書類を地検に送りました。
報道を受け古謝市長は、「これまで通り疑惑に関する内容を否認するとともに、引き続き無実を証明していく」とコメントしています。
一方、被害者女性は、弁護士を通してコメントを出し、「受けた被害に加えその後も加害者からの個人攻撃がなされ、今でも外を歩くのが怖いくらい。このような被害の深刻さを理解してほしいです」と訴えています。