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日本三大駅伝の一つ、全日本大学駅伝で県勢選手2人が活躍し、國學院大學初の優勝に貢献しました。
56回目を迎えた全日本大学駅伝。名古屋市の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までの106.8kmのコースを8人のたすきリレーで結び、速さを競います。先月の出雲駅伝で初優勝を収めた國學院大學。そのトップを任されたのは、北山高校出身の3年生、嘉数純平。
8区間の中で最短9.5kmのコースで先頭集団の中に入ると、終盤、ラストスパートをかける日本体育大学の選手に食らいつき、2位で2区の選手にタスキを渡します。
その後順位を落としますが、最終8区、当日エントリー変更でアンカーを任されたのが、出雲駅伝で県勢選手初の三大駅伝区間賞に輝いた3年の上原琉翔。1区を走った嘉数とは仲井真中、北山高校と中高のチームメイトです。
2位でタスキを受けた上原は、1位の青山学院大学の選手にすぐに追いつき、後ろにぴたりと着きます。そして、
実況「上原琉翔、沖縄の北山高校の出身です。そして、上原が前に出ましたね。」
10キロ手前で前に出ると、その後突き放します。ペースを落とすことなく、安定感のある走りを見せる上原は伊勢路を独走。
実況國學院、まさに歴史を変える瞬間が訪れました。新たな王者の誕生。國學院大學、初優勝。上原は國學院大學・初優勝のゴールテープを切り、嘉数やチームメイトたちと抱き合いました。
國學院大學 上原琉翔選手「これまでみんなでつないできたたすきをしっかり優勝という形でゴールできてうれしく思うし、ほっと安心した」
國學院大學 嘉数純平選手「初めての日本一のうれしさ、琉翔がゴールした時に同じ沖縄出身で本当にうれしいと思った」